「大安亭市場のたこ焼き屋」
大安亭のたこ焼き屋を再び探索してみた。前回行き当たれなかったのは店が開いていなかったからである。店は午後四時三十分すぎに開ける由を書いているが、実質的には五時くらいから開店と考えた方が良い。
ともあれ五時すぎに訪れて出汁つきを注文する。「だし付き」という説明に危険性を感じたが、やはりたこ焼きと別に器に入れてまず出汁がだされてきた。ネギ入りである。それは良いが机にはソースがなく、これはレベル2の「神戸式たこ焼き」かと覚悟したが、さに非ずで何も言わずともたこ焼きがソースを塗られ、カツオの粉を振られてでてきた。そして皿は出汁をぶっかけられる深さがある。そして出汁の量はかなり多く出汁のうま味を堪能できる。以上のことを鑑みるとこれはランク6の「神戸下町たこ焼き」と判定したい。しかし色々なスタイルがあるものであり、その分別に苦労する。
たこ焼き七つで百五十円だった。

これまでの店はカツオの粉をかける系は基本的に出汁の味は昆布系が多くこの店もしかりであった。

これで神戸たこ焼きは大体網羅したように思う。後一つの店を残しては。その一つは中々時間帯が合わずに行けないでいる。しかしその内にはと思っているのであるけれども。

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