○長田「たこ吉」
「たこ焼き工房の明石焼き風たこ焼きはかなり明石焼」

新長田駅を南口を出て少し西に歩くと「たこ焼き工房たこ吉」がある。「明石焼き風」と銘打っており、少し迷わさせる。明石焼き風と言う事は明石焼きではないと言うことか？　ともかく出汁付きがありそうなので入って注文してみた。
皿にたこ焼き十個。碗にネギ入り出汁が付く。そして「お好みでソース付けて」とソースがついてきた。たこ焼きはかなり明石焼き。
しかし明石焼きと大阪たこ焼きの中間に神戸たこ焼きがあるといわれ、その明確な分別は難しい。
よってこれもまた「神戸下町たこ焼き」ではないが、「神戸たこ焼きとしてとらえたい。
中々落ち着いた良い店である。
薬味は一味と青海苔である。出汁も中々良い味を出していた。各地の城の模型があるのは店長の趣味だろうか。
この店も筆者が偶然みつけた店であり「神戸たこ焼き」が食べれる店は現在でも探せばかなり多く残っているわけである。